こんにちは一馬力です。
はじめて買った株。覚えていますか?証券口座を開いて投資資金を移動してドキドキしながら注文した、あの株です。私がはじめて買った株は「東北ミサワホーム」でした。2週間保有して−2%の損失を確定して売却。損から始まった投資経験でした。
目次
投資を始めた日
私が投資を始めたのは2005年1月です。当時24歳、サラリーマン生活4年目の薄給時代。なぜ投資を始めたのは今になってみると思い出せません。
安い給料。貯まらない貯蓄。若い自分は一発逆転の夢を見て投資を始めたのか?経緯はどうであれ、諭吉さんをかき集めて証券口座に移動した資金は10万円でした。頑張ったね自分。 10万円といえば2020年に支給された特別定額給付金と同じ金額です。「あと15年待てばポンと10万円手に入るよ?」と伝える事ができたなら、若い自分は投資を始めたでしょうか?多分飲みに行ったと思います。 コロナウィルスのない世界では友達とワイワイ騒ぎなら酒盛りするのが最高の遊びでしたしね。はじめて買った株
証券口座の準備完了、資金も移動済み。さて若い私がはじめて買った株は「東北ミサワホーム」1 でした。当時24歳の私は自宅の購入を考えていたためハウスメーカが魅力的な企業に見えたのだと思います。
はじめての投資とその成績
はじめての投資の成績は「¥800の損失。-2%」でした。損失から始まった投資経験です。購入・売却価格と株数は以下の通り。
- 買った日 : 2005/01/11
- 株価と購入金額: ¥355×100=¥35,500
- 売った日 : 2005/01/24
- 株価と売却金額: ¥347×100=¥34,700
2週間で2%の損失に恐れ慄き売却ボタンをポチッと押したようです。
投資経験を積んだ今だからこそ、日々数%の価格変動はあることを知識としても経験としても認識しています。しかし、知識も経験もない状態で日々値動きを見ていた自分には2%の損でさえ耐えられなかったのでしょう。
もしも、はじめて買った株を15年持ち続けていたら?
ここからは、「もしも〜だったら」の話として。
「バイ・アンド・ホールド(Buy and Hold)」や「長期投資」なんて言われる手法があります。企業の長期的な成長を期待して長期的に株を保有する手法です。 では、私がはじめて買った「東北ミサワホーム」を持ち続けていたらどうなったでしょうか?東北ミサワホームのIR情報2を確認してみましょう1997年9月 東京証券取引所市場第二部に上場
2007年10月 「ミサワホーム北日本(株)」を合併
2010年6月 ミサワホーム(株)による完全子会社化に伴い上場廃止
2010年6月に上場廃止となっています。2005年に購入>>>2010年に上場廃止です。上場廃止になっているため、過去の株価やチャートを見つけることが出来ず、購入後5年の株価の推移は確認できませんでした。
衝撃的なのでもう一度。上場廃止です。上場廃止。しつこい。15年前に戻れるならば「もう少し投資の勉強しなさい。」と伝えたいです。 上場している株式は様々な理由で上場廃止となる場合があります。東北ミサワホームの場合は完全子会社化に伴う上場廃止でした。長期投資を考えている場合は5年10年の長期間、株式が上場し続けられる会社か?と考える必要があります。5年10年未来の話は誰もわかりませんが過去から想像・予想はできるはずです。 投資には唯一の正解は無いと私は考えます。色々な手法や考え方があります。投資は正解が無い世界だからそこ日々勉強、経験を積んでいきたいと思います。
投資は自己責任でお願いします。
自分の資産を守るのはあなた自身です。
このBlogの情報が参考になれば幸いです。
FI(Financial Independence) and be free!!
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